従業員ができないのは全て経営者が悪い

寝れないメモ書き二つ目。

メモ書きというかただの愚痴。

 

 

先月下旬から

アメリカのイキュベーター会社で約2ヶ月半のインターンをしています。

インキュベーターというと起業に関する支援を行う事業者のことです。

そこでインターンって起業家を支援してるのかって感じがしますが

留学プログラムの中で無償インターンをどこかでしないといけなくて、行きたいところが有償しかなく参加不可能だったので前のインターン生から1番自由にやらせてくれるとこを聞いてその会社を選びました。

 

そんで

何かビジネスアイディアがあるなら話聞いていけるなと社長が判断したら(社長がほぼ趣味で作った会社なので従業員は社長のみ)資金面やその他で手伝うから蜜を吸わせてくれって会社でインターン(実質的にはインキュベーターのサービス受領者?)

メインはそれだけど直近でもう一つ社長がやってる会社がイベントに出店するんでそれを手伝ってくれと言われました。

そのイベントが明後日に控えていて準備を続けているんですが社長が無能すぎて毎日の無駄な作業のオンパレード。

 

やってほしい内容を手順や方法どころか目的すら伝えてくれないから

社長の視点を想像してやるしかない、そんで出してみると提案すると最初に言ってなかった条件が出てきていたからやり直し。これを何回もループ。

いままでの作業全部無駄でしょこれ。

指示出しすらまともに出来ないって経営者や起業家としての手腕は知らないけど、マネージャーとしてはゴミですよ。

そして無駄を省こうと色々聞いたら時間がないとキレられるっていう。

 

毎回指示を出さないといけない状況ってダメなんですよ。仮にあなたが25人を雇ってる社長だとして1人の指示出しに毎日5分かかるとしたら毎日2時間指示だけに使ってるってことです。

あなた自体の時間も勿体無いですが何より従業員が機能しなくなります。もし従業員が質問があっても、あなたが忙しそうにしてるから聞いたら悪いかなって思って自分で判断しちゃう。それがどんどん増えてく。それで組織が機能するとは思えません。だから指示は的確に出さないといけないし、できる範囲のギリギリまでマニュアル化しないといけないんです。

 

そもそも

全ての従業員は「自らの行動の目的と必要な成果を説明できないといけない」んですよ。

それが出来てないってことは無駄なプロセスが間に生まれるってことです。

もちろん従業員にはレベルがあって、それぞれをマネジメントしてる人がそれをできるようにしないといけない。

 

中小で社員のところを回りながら口出しして回る経営者がたまにいますけど、あれ、経営者の仕事じゃないです。マネージャーの仕事です。 なんでこんなのができないんだ!とか怒ってる社長って自分が無能だって宣言してるようなもんですよ。

 

もちろん色んな原因があるけど基本的下が上手くいかないのは上が悪い。

 

なぜか?

 

新入社員があることができないとしたら、それを管理する課長は彼もしくは彼女が自らの仕事の目的と求められている結果と全体の中のどこを担当したのかを説明できるようにしたのか?してないなら課長が悪いが、課長を管理してる部長が課長にそれをさせてないのが悪くて、それをさせてない部長を管理している、、とどんどん上に上がっていくからです。

 

それを説明できる状態にしているし、方法も教えてるのにできないっていうなら

採用が悪いです。その人を採用する仕組みにしたトップが悪い。

 

そもそもとして、教育じゃなくて採用のほうが大事なんですよ。

大企業は幅があってわかりませんが

そこそこの中小の場合は1-3ヶ月で戦力になって貰わないといけないと思います。つまり長くみて教育期間は3ヶ月。

一方で仮に25歳の人を雇うとしたら彼は300ヶ月生きてます。

 

300ヶ月 >>>>>>> 3ヶ月

 

300と3って100倍の差ですよ。どんだけうまくやってもこの差は埋まらないでしょ。

だから最初から良い人採用しないとダメなんですよ。

 

人事部で入社2年目とかで面接させて人事権の結構な部分を与えてるとこありますけど

すんごいリスク高いことしてると思います。

 

会社は人で出来てるんですよ。

入社してからの2年間でその人は自社に必要な人材を事細かく説明できて、それを見つけられる目が身についてるんですかね??

知らないですけど

 

 

 

 

また話が逸れちゃったけど

経営者は全体像を作って、それぞれのパーツが上手く回るシステムを作らないといけないわけで

それをやってないのに下ができてないって怒るのはお前のせいだ、お前が働けって話。