企業は雇用に厳しくあるべき

眠れないメモ書き三つ目

 

経営者をすごい責めるような

文章を書いたので少しフォローと周辺情報を。

 

一つ前の記事で

採用は慎重に、そしてすごく力をいれるべきだということを書きました。

理由は教育期間に比べてその人のこれまでの生きてきた期間の方が長すぎるからそもそも後からの教育で変えるのは難しい(例えば 教育期間3ヶ月<<<<<25歳の生きてきた期間300ヶ月)から。

あの記事では趣旨と異なるので書きませんでしたがもう一つ大きな理由があります。

それは、日本では社員をクビにできないからです。

 

日本の労働法は企業にすごく厳しくできてます。どのくらい厳しいか?

例えば新入社員が入ってしばらくして取引先で何か法的に問題にならない程度に問題を起こしたとします。たとえば取引先に暴言を吐いたとか。それで上司がお前みたいなやつはクビだ!もう来るなっといって彼は来なくなりました。ところが半年後に戻ってきて、私は雇用契約を解除した覚えはないので給与の半分払ってください、と裁判所にだした場合は企業は高確率で払わないといけなくなります。

そのくらい厳しいようです。

基本的に法を犯したらしない限りは業績が悪くてもクビにできません。

 

でも実際にリストラとかあるじゃないかって思うかもしれませんが

あれはあらゆる手段を使って自主的に辞めてもらってるんです。退職金これだけ払うから辞めてくれとか、そういうのを受け入れなかったら1人しかいなくてものすごく暇な部屋に移動させたりとか。

でも辞めさせられないので粘れれば給料をもらい続けられし何なら訴えてたくさんもらえるかもされません。

その事例はググってください。

 

この二つの理由があるから採用は慎重にならないといけないんです。

 

一回雇ったらもうダメって厳しすぎ。

それに景気が悪い大きな要因の一つはこれなんじゃないかと思ってます。

一回雇われたら安泰なんだからそりゃみんながみんな自発的に向上しようとしないでしょう。

こんだけ世の中の流れが速くなってるのに人材の流動性が低いと他分野との組み合わせで産まれる新しい価値の創出を潰してしまってるんじゃないですかね。

 

契約社員が〜〜〜とかよく問題視されてるけど、そりゃ最初は契約社員として様子見るでしょ。一回雇ってダメだったら終わりなんだから。

そんで人材の流動性が低くていい人は転職市場に出て来づらいんだから

転職市場にいる人ってのは何かしら問題がある人が多いわけで、その中から選ぶんだから必然的に契約切れになる人も多くなりますよ。

 

正社員率を上げるどうこう言ってるけど、それなら辞めさせられるようにしないと無理でしょうに。そりゃ企業も育たないですよ。法人税も高いし。

 

ってことで

二つの理由で採用は慎重にって話でした